本校では、新入生対象として、入学して間もない時期に校外オリエンテーションを実施しております。

今年度は、４月２２日（月）～２４日（水）の日程で、和歌山県田辺市・みなべ町を訪れました。。

第１日目（４月２２日）

　朝、通常の時間に学校へ登校し、午前中は本校体育館にて、結団式を行いました。

　学校長から、「高校生として、商大堺生として成長をしてほしい」、との声がかけられました。

　その後は、本校各担当者から、教務、進路、行事などについて話を行い、３年間の学校生活における大事な内容の確認を行いました。

　校内で昼食後、バスへ移動し、和歌山へ出発しました。

　ホテル到着後の最初のプログラムは校歌指導。地元の中学校教諭を勤めておられた前田暁様に講師として来て頂きました。抑揚をつけた指導をおこなっていただいたことで、　生徒たちは楽しみながら、商大堺生として凛々しく声を出していました。

　ホテルでの華やかな夕食の後は、コースごとに分かれてのコース集会。

　商大堺では４つのコースがあり、目標設定や課題も差があります。

　生徒たちは、１つの商大堺生として行動しつつも、コースごとで互いの差を認め合いながら学校生活を送ること、集団での学校生活を考えていく機会となりました。

　明日は、スポーツセンターへ移動しての活動。

　天気が危ぶまれますが、晴れを願いグラウンドで活動を行いたいものです。

第２日目（４月２３日）

　天気予報通り、今日は雨。

　２日目は、田辺スポーツパークへ移動してコミュニケーションプログラムを行います。しかし、グラウンドでの実施はできずに、体育館やフットサルコートに分かれて実施しました。

　インストラクターから、今回のプログラムを通じて３つの“わ“を身につけて欲しいと、話がありました。

　３つの“わ“とは、会話・平和・輪になること、です。様々なプログラムに取り組み、失敗を繰り返しながらも乗り越えるために、会話を行い、一人でチャレンジするのではなく輪になって取り組み、明るい笑顔になる（平和になる）。

　生徒たちは、楽しみながら課題を解決しあうことで、３つの“わ“を身につけてくれました。

　コミュニケーションプログラム終了後はホテルに戻り、夕食をとりました。

　オリエンテーションもあと一日となります。生徒たちは、様々なプログラムを通じて、一歩ずつ成長しています。

第３日目（４月２４日）

　オリエンテーションの最終日を迎えました。今日は、ホテル内での活動が中心です。

　朝食後は、クラスごとに部屋をわけての「クラス討議」。

　学校では必ず所属する集団となるので、この集団の一員として、互いを認め合いながら自分の個性を発揮できるよう、生徒たちは担任の先生を交えて、議論を行っていました。

　このオリエンテーションを通じて、商大堺高校のルールを知り、コースごとの違いを理解し、コミュニケーションプラグラムで仲間との助け合いを考え、学んできました。

　また、「楽しさ」について、さまざまな場面で先生たちから生徒に向けて話がありました。自分一人が楽しむことはわがままであり、周りの人全員を笑顔にできることが、本当の「楽しさ」である。とくに２日目のコミュニケーションプログラムなどでは、生徒も教員もインストラクターも全員が笑顔になっており、このような学校生活を送ってほしいと感じました。

　この２泊３日の行程を大きな事故もなく過ごせたことは、旅行業者のみなさま、看護師さん、ホテルのみなさまなど多くのみなさまのご協力により行うことができました。本当に感謝申し上げます。