６月１２日（木）に大浜体育館を利用し、体育祭を実施しました。熱中症の心配もなく、広々とした会場の中で生徒たちは各々の力を発揮し、白熱した競技を繰り広げました。どの競技においても、クラスの団結力や生徒一人ひとりの楽しそうな笑顔が印象的でした。応援席からは友人や団員を励ます大きな声援が飛び交い、会場全体が一体感に包まれました。

　今年は新たに30人31脚、宅急便リレーや騎馬戦といった種目も加えられ、生徒たちにとって新鮮で挑戦的な体育祭となりました。また、昼食の時間帯に、シドニーパラリンピック男子車いすバスケットボール日本代表キャプテンの根木慎志様による車いすバスケットボール体験会が開かれ、男子バスケットボール部が参加しました。最初は車いすの操作に戸惑いながらも、少しずつコツを掴み、教員チームとの試合では素晴らしい車いす、ボールさばきを見せてくれました。

　この体育祭を通じて、生徒たちは体を動かす楽しさだけでなく、仲間と協力し合うことの大切さや全力を出して物事に取り組む楽しさを改めて実感したようです。片づけをし、大浜体育館を去っていくどの生徒にも笑顔が溢れていました。

　今後の学校生活にも、この経験が大きな糧となることを期待しています。