11月26日（土）、本校の教育の特徴の一つである勤労教育。その勤労の授業を通して生徒たちが学び、育て、収穫した作物を地域の方々へ日頃の感謝の思いを込めて、販売させていただきました。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、収穫感謝祭が最近は行われていませんでしたが、今回は3年ぶりに開催しました。

　収穫感謝祭の式典では、校長先生から『作物を育てることの本質は昔と何ら変わらない。作物を育てる人はいつも命がけで育てる。その命をいただくことに感謝し、そして私たちは幸せになる。四季の移り変わりを通して自然のなかで経験や体験する本校の勤労教育はその本質を学んでいる。本質がわかればおのずと感謝の心が芽生える』と2年生に対して話をされました。

　また式典では、生徒たちが勤労学習を通して学び、考えた作品の表彰もありました。

　そして午後からは、本校の勤労教育（農園実習）で栽培した野菜の即売会に長蛇の列ができ、13時30分のオープニングと同時に飛ぶように販売されました。さつまいも・大根・小松菜・菊菜・キャベツ・丸大根・ネギその他の野菜合計13品目が即刻完売し、大盛況のうちに終了しました。生徒たちも自分たちで育てた野菜を笑顔で買っていただくことに、大きな喜びを感じていました。

　自分たちが育てた野菜の成長とともに自分たちも成長し、作物の収穫を通してその喜びも収穫し、周りの人と喜び合えるということが学びとれたと思います。

　併せて行われた保護者会バザーにも長蛇の列ができ、こちらもあっという間に売り切れました。今年も多くの方々にご来場いただき、誠にありがとうございました。　来年度も実施する予定ですので、またぜひお越しください。