新型コロナウイルス感染症の影響で過去2年、今日のような形の文化祭を行えてませんでした。今回は保護者１名のみの来場となりましたが、3年ぶりの盛大な文化祭が開催できました。来場者は300名近くあり、学校全体が笑顔で活気あるものになりました。

　今年度のテーマは「遮二無二」という『何事があろうとも全力を尽くして目標に向かって生きよう』という深い意味が根底にあります。校長先生からは『失敗を恐れず、おのおのが自らの大改革に取り組み、物事を前向きにとらえて努力し、成長することだ』と挨拶を頂きました。まさにそれが実現したのと一つのことをがむしゃらにすること』というテーマでした。

　1日目の10月27日(木)は、本校生のみで前夜祭をしました。今年から始めての取り組みで生徒会企画として『高校生の主張』をしました。昔懐かしのテレビ番組の「言いたいことがある～」「な～に～」で始まり、生徒が渡り廊下に立ち、全校生徒に向かって思いの丈を叫びました。

　爆笑ものの主張から思わずキュンとしてしまうようなもの、生徒たちが悩んでいることや誰かに伝えたい思いなどがでてきました。

　2日目は、保護者のみ来校していただき、展示発表や映像作品の上映などが行われました。好天にも恵まれ、多くの保護者のみなさまを迎えることができました。食品バザーは手の込んだ料理を提供する店舗ばかりで行列が絶えず、終了を前に売り切れとなるクラスも多かったようです。展示発表はモザイクアートやインスタ映え、有名コーヒーショップに似せた喫茶など、工夫した力作が多く見られました。また体育館では有志や漫才、ダンスなどが披露されました。舞台発表中は会場が拍手喝采に包まれ、ダンスや歌などのパフォーマンスでは会場が一つになって出演者らに声援を送っていました。なかでも本校女子ダンス部による演技では、会場の体育館が一杯になり、立ち見をしなければならないほどの盛り上がりぶりで、文化祭にふさわしい盛り上がるパフォーマンスに会場が熱気に包まれました。

　3日目は、体育館にてクラス発表をしました。体育館では、密を避けるために2・3年生のみとし、1年生には教室にてZOOM配信を行いました。クラス発表では、ダンスやお笑いなど様々な工夫がされており、さすが3年生といった迫力のある舞台発表でした。

　☆今年度の文化祭を通じて、下記の取り組みが表彰されました☆

　　　展示の部　最優秀賞　2年7組　　『コーヒーショップ』

　　　発表の部　最優秀賞　3年14組　　『ダンス』

　そして最後になりましたが、本校文化祭に関してご尽力いただきました保護者会の皆様や同窓会「清友」の皆様をはじめ関係各所の方々のご協力があり、3年ぶりの文化祭が無事に終えることができました。本当にありがとうございました。