本校では、例年２年生の秋に修学旅行を実施いたしますが、新型コロナウィルス感染症の影響により、３年生スポーツコースは、この時期に修学旅行を実施することとなりました。

期間は１月３０日（月）～２月２日（木）、行き先は九州北部です。

少し現地での活動の様子をご覧ください。。

１日目（１月３０日）

九州へは空路で移動するため、伊丹空港に集合。

家を出るのが早かったせいか、生徒たちは眠い目をこすりながらも、期待にワクワクしておりました。

長崎に到着し昼食後、最初の活動はペーロン体験。

長崎に江戸時代から伝わったペーロン船は、大人数で息を合わせながら進んでいきます。地元の人の指導のもと、クラス対抗でのスピード勝負を行いました。

　その後、ホテルへ移動し、市街地散策および夕食に出かけました。

　新地中華街周辺では、ランタンフェスティバルが開催されており、ランタン（中国提灯）や、大型オブジェが幻想的に飾られ、異国情緒を感じることができました。

　生徒たちは、ホテルに戻り、この後も続く修学旅行に期待を寄せ、部屋で話を咲かせました。

２日目（１月３１日）

２日目も仲間同士で行うグループ活動が中心です。

船で無人島にわたり、仲間同士で協力して昼食の準備。

天候に恵まれ、素晴らしい景色のもとでおいしいカレーをいただきました。

昼食後は、いかだを利用して無人島から脱出。

穏やかな海ですが、波に揺られ、息を合わせて漕がないと、うまく進むことができません。

無人島からの脱出後は、バスに乗りハウステンボスに移動しました。

夕食後、寒さの中ではあるもののイルミネーションの素晴らしい園内に散策へ出かけました。

今日で、修学旅行を半分終え、生徒たちの顔には笑顔があふれております。

３日目（２月１日）

修学旅行の行程も半分を過ぎました。

本日は宿泊を行う福岡へ向けて、クラスごとでハウステンボスを出発。

人気の糸島を訪れ、絶景を眺めながら食事をしたり、

カートランドを訪れクラスメイトと勝負をしたり、

大型の屋内施設で、ハーネスをつけクライミングを行ったり。

クラスごとに様々な施設で体験や見学を行い、福岡へ到着。

本日の最後に、夜景を鑑賞したのち、ホテルへ移動しました。

修学旅行も残りは明日一日。

楽しい時間はすぐに過ぎ去っていきますが、生徒たちの顔は充実しています。

４日目（２月２日）

九州での修学旅行も最終日を迎えました。

最終日は、福岡市街を班別にて散策を行います。

ホテルからは、これまでの観光バスではなく、公共交通機関（地下鉄、バス）を利用して、各自で決めた散策場所に向かいました。

慣れない土地での公共交通機関を利用した自主研修になりましたが、生徒たちは施設見学や体験を行い、昼食場所を自分たちで探索。

大量のお土産をかかえながら、全員が迷うことなく、定められた時間に博多駅へ戻ってきました。

そして、新幹線を利用し、新大阪駅へ戻り、夕刻に解散いたしました。

　例年の修学旅行は、高校生活中盤での実施のため、集団生活を行い一つのことを成し遂げることで、今後の学校生活を有意義なものとすることを目的として、実施していました。

　しかし、今回の修学旅行は、進学先などがバラバラになる前の最後の行事であり、卒業旅行の意味合いになったと思います。１８歳で成人となり、これから社会に出ていく３年生たちが様々な体験を通して、九州の地域文化に触れ、集団生活についても再認識してくれたと思います。

　この学年の生徒たちは、入学直前からの新型コロナに振り回され、大変な高校生活を送ってきました。しかし、最後に楽しい行事が行えたことを喜んでいるとともに、今回の修学旅行をサポートしていただいた旅行会社など各所のみなさま、そして保護者のみなさまの協力なしでは、実現できなかったと考えております。

　みなさまに感謝申し上げるとともに、本当に最後の学校行事となる卒業式（２月１７日）に、全生徒が元気で集うことを願っております。