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農園のいま

2020.04.27

 過去に経験のない新年度を迎え、ご苦労が絶えないこととお察し申し上げます。

 

 学校は現在臨時休校中ですが、作物は生き物です。本校の農園も生きています。

そこで今回は学校の農園の現状をお伝えします。

 

 本校の教育において、最大の特長である『勤労学習』。勤労学習の開始は1981年。体育館や運動場の整備とともに演習農園が設けられました。880坪を超える農園では、土づくりから田植え、収穫まですべて生徒の手で行います。生徒たちにとっては土に触れ、農作物を育てる勤労の意義や厳しさ、収穫の喜びを学ぶ”教室”となっています。

 

 

 

 

 

 しかし現在は、生徒たちの手で作業ができないため、本校教員が農園の手入れを行っています。

 

 農園での作業は単調に思えますが、とても重労働です。そして、土を相手の作業には一見人間関係のような煩わしさはないように思えますが、作物も生き物です。こちらが一生懸命愛情をもって接しないと作物も育ちません。気候・温度・水分など、気にかけなければならないことは山ほどあります。一生懸命に愛情をかけた作物の成長を日々見るのは楽しいです。

 

 今週には、じゃがいもとかぼちゃの苗を植えました。多くの教員の手により、無事に苗の植え付けが終わりました。

 

 

 

 

 

 額に汗を流し、水をやり、自然の中で豊かな気分を養うことができました。

 

 

生徒のみなさんに、この広大な農園を見てもらえる日が来ることを、教職員一度、待ち焦がれています。

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